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治験・治療法の最新ニュース

新薬臨床試験開始へ 進行抑制に期待

デュシェンヌ型ですが、筋ジストロフィーの新薬の臨床試験が始まるというニュースです。
福山型の新薬にも生かされる事を期待したいですね!

 

以下、毎日新聞より引用です。
http://mainichi.jp/select/news/20130510k0000e040147000c.html
※時間が経つとリンクが切れてしまうので、本文だけコピーさせていただきました。

 

【筋ジストロフィー:新薬臨床試験開始へ 進行抑制に期待】

国立精神・神経医療研究センター(東京都小平市)と日本新薬(京都市)は9日、記者会見を開き、男児に発症する進行性の筋萎縮症「デュシェンヌ型筋ジストロフィー(DMD)」の新薬の臨床試験を7月にも始めると発表した。5年後の発売を目指す。

男児3500人に1人が発症するとされる遺伝性の難病で、国内の患者数は4000〜5000人。筋力の低下で歩行障害が表れ、20〜40代で心不全などで死亡することが多い。

遺伝子欠損の種類によって治療法が異なり、新薬の対象者は320〜400人になる見通し。病状の進行を抑制する作用が期待できるという。現在は対症療法のステロイド剤以外に手立てがない。7月に前段階の臨床試験を開始し、約10人の患者に投与して安全性と有効性を確認する。同センターの武田伸一トランスレーショナル・メディカルセンター長は「早期投与で発症の抑制に寄与する可能性もある」と説明した。