先日の、戸田先生・遠藤先生の学士院賞ご受賞に続き、うれしいお知らせです。
ふくやまっこに関する研究がなんと2件も、次年度の研究事業に採択されました。
早速、戸田先生よりコメントをいただきましたので、お知らせします!
ふくやまっこ家族のみなさん
こんにちは、神戸大の戸田です。
研究している「アンチセンス核酸治療薬」について、国立研究開発法人日本医療
研究開発機構(AMED※)の3箇年の研究費(H26-28年)が区切りを迎え、
次のステップの研究計画も、無事にAMEDに採択されました。
また金川先生のリビトールリン酸の研究も認められています。
国が、福山型の研究の必要性を認識し、力を入れていると理解しています。
日々のケア、生活を大切にしながら、次の知らせを待っていて下さい。
◆採択された研究事業◆
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED※)
難治性疾患実用化研究事業(1次公募)
http://www.amed.go.jp/koubo/010520161024_kettei.html
◆研究課題1◆
分類:
希少難治性疾患に対する画期的な医薬品医療機器等の実用化に関する研究
研究開発代表者:
神戸大学 戸田達史教授
研究課題名:
薬事承認申請をめざした福山型筋ジストロフィーアンチセンス核酸治療薬の非臨床試験と自然歴・バイオマーカー探索・治験プロトコール作成
◆研究課題2◆
分類:
希少難治性疾患の克服に結びつく独創的な病態解明研究
研究開発代表者名:
神戸大学 金川基講師
研究課題名:
新規修飾体リビトールリン酸の病態生理機能に着目した福山型筋ジストロフィーの発症機序の解明と治療法の開発
AMEDとは※HPより
医療分野の研究開発及びその環境整備の中核的な役割を担う機関として、これまで文部科学省・厚生労働省・経済産業省に計上されてきた医療分野の研究開発に関する予算を集約し、基礎段階から実用化まで一貫した研究のマネジメントを行います。また、知的財産に関する専門家、臨床研究や治験をサポートする専門スタッフなどの専門人材による研究の支援を行います。